私の社会人スタートは埼玉県営のリハビリテーションセンターにて、施設管理業務に携わってきました。医療・福祉の現場において、建物の安全性や動線、設備環境が利用者の安心や回復に直結することを、日々の業務を通じて強く実感しました。
その後、建物の設計・建築に携わり多様な施設づくりに関わってきました。『図面上では問題がなくても、実際の運営や利用の中では課題が生じる』という現実にも数多く向き合ってきました。
また建築の仕事の他に地元にて中高齢者向けのフィットネスサークルを立ち上げ、現在も週に一度、体操教室を主催しています。利用者の皆さまと直接向き合う中で、安全であることはもちろん、楽しさや継続性が健康増進には欠かせないことを学びました。
こうした『施設管理』『建築・設計』『地域での健康づくり』という三つの経験を通じて感じたのは健康と安全は、基準を守るだけでは十分ではなく、日々の運営の中で育て、磨き続けていくものだということです。
HPSF認定制度は、そうした想いから生まれました。施設が行っている誠実な取り組みや改善努力を、第三者の立場で正しく評価し、利用者に『見える信頼』として届けたい。そして、良い施設が正当に評価され、選ばれる社会を実現したいと考えています。
これからも現場の声に耳を傾け、施設・地域・社会をつなぐ存在として、健康と安全の価値向上に貢献してまいります。